今年もいよいよ終わりですね。
このくらいの年齢になると、音楽や漫画などこれまで夢中になってきたメディアもいよいよこちらの世代をターゲットにしていないというのが分かるせいか、ときおりルーベンスの絵を見ると何故か眠気が襲ってくるようになりました。
ただテレビでは膝の軟骨を強化する薬や散歩してもうんこが漏れない大人用のオムツなど、人生の諸先輩方をターゲットにした商材も紹介されてるので「まだお世話にならないといけない商品もあるようなので、もう少しあとでね」と羽を生やした全裸の子どもたちにはお引き取り願うようにしております。
そんなとっくに10代で通り抜けたはずのレゾンテートルに悩まされた今年ですが、年末のとどめでひょっとしてオレの姿を見て怯えるしゃくれ顔した外国の少年がそのヘンに居るんじゃないかと捜してしまうほどでした。
もし見つけたら一緒に色んな事件や死者の悩みを解決してやろうと思ってましたが、幽霊が見える子供も白塗りの子供の幽霊も居なかったのでホッとしました。
来年はせめて自分の悩みくらいは解決できればなと思います。
それでは皆様よいお俊雄。